天才とは、天とつながるじぶんの宝物
わたしの娘は、ハリーポッターが大好き。
何度も何度も映画や小説を読み返して
、お気に入りのシーンやセリフをそらで言えるほど。ハリポタワールドに浸っているのです。
今日はそんな彼女に、ハーマイオニーのイラストをプレゼントしました。
ハリーポッターの作者のJ.K.ローリングさんは、たしか、列車の中でこのお話を一気に思いついて書き上げたと、なにかで読んだ記憶があります。
なにかに秀でていたり、突出した才能を発揮したりする人のことを、「あのひとは天才」「自分とは違う種族の人」と定義づけて、一線を引いてしまいます。
たしかにその人は素晴らしい才能を世に著しているのだけれど、
だからと言って、その人が特別なわけじゃない、とわたしは考えるようになりました。
これまでは、
“天才とは、もともと特別なひと、神さまからとくに愛された人、わたしとは違うひと…。“
そんなふうに思っていました。
でもおそらく、それは違う。
天才とよばれるひとは、
“そのひとがこの世に持ってうまれた宝物を、ちゃんと使っている人“
なのだと思います。
人間は、ひとりひとり、それぞれに宝物を持って生まれてきています。
どんな人でも、その胸に、きらきらと輝きを放つ宝石の原石を秘めて、この世に生まれてきます。
それは、その人だけが持つ力。
その人がその力を使うことで、自分を輝かせ幸せにし、周囲をもその光で照らす、ほんものの、魔法。
そしてその魔法を使うことによって、地球にまたひとつ、ぽっと灯りがともる…。
「才能がある人」「天才」というのは、
自分の持っているそんな宝物をちゃんと見つけていて、それを使っている人たちのことだと思うのです。
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じゃあどうしたらその宝物を見つけられるのか?
それはよく言われる事ですが、
じぶんが本当に好きなもの、好きなこと、心地いいもの、気分がよくなるもの、ときめくこと、笑顔になれること、思わずやってしまうこと……そこに、宝物があるのです。
それがなんなのか、ちゃあんとじぶんに聴いてみることです。
(そこで大事なのは、インナーチャイルド、ウニヒピリと仲良くなっておくことですよね。ちょっと話がズレてしまうのでそれはまた今度…)
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じぶんの中の宝を見つけて、それに集中、注力していくようになると、その人はおのずと天とつながります。
天と、じぶんの中の宝物が、一本の光のパイプのようなものでつながって、そこから天の叡智が降りてくるようになるのです。
その人が宝物をーじぶんの原石をー、磨けば磨くほどに、天とのパイプはどんどん太くなり、インスピレーションもさらに降りてきやすくなる。
それをキャッチして、この肉体を通して世の中に表現する。
その人のフィルターをとおして表現されたものは、まわりのひとたちを照らし、愛で満たし、たくさんの影響を与えます。
ーこういうことが、いわゆる「天才」とよばれるひとたちの本質なのではないかしら、とわたしは考えます。
わたしたちひとりひとりに眠っているきらきらの宝物。
それを見つけて使うことが、この世でわたしたちがすることだし、それをすることがいちばん簡単にじぶんも他者も、しあわせにできるのではないでしょうか??
そしてそんなひとがどんどん増えていくと、地球にやさしい灯りがぽつぽつと増えていって、それはいつしか、地球すべてを覆い尽くす、まばゆい光の海になる…。
わたしはそんな地球を、宇宙から眺めているような感覚をおぼえることがあります。
きっと実際にどこかでみているのでしょう。
真っ暗な宇宙にうかぶ、青い地球の表面を埋め尽くす、まばゆいばかりの光たち。
それはわたしたちひとりひとりが地球に持ってきた、宝物たちの輝きなのです。
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