女のひとは女神さま
女のひとって
やさしくて、強くて、たくましい。
揺るぎない、なにかどっしりしたものを感じるし、
その一方で、守ってあげたくなるようなやわらかくて繊細な光を、大切に持っている。
ー彼女たちが気分良く、にこにこしている様子は、なんと美しいのだろうと思います。
とくに女のひとたちが何人かで、きゃっきゃと笑い合う様子は、まるで花々が風に揺れているみたい。
女のわたしが見てもそのように感じるのだから、男の人やこどもたちが見たら、さぞかし眼福なのだろうなと思うのです。
わたしは女の人に笑っていてほしい。
そしてそれは世界中の男性や子どもたちの願いでもあるような気がします。
女の人は、ずいぶんと長いこと、虐げられてきました。
男の人たちが作った、彼らのためのピラミッド社会のシステムは、女の人が生きやすいものではありませんでした。
けれど、時代は変わりました。
今まさに入ったばかりの風の時代は、女性性の時代だと云われていますよね。
これから先の時代は、わたしたち女性がどんどん花開いてゆける。
そんな時代がやっと来たのです。
わたしは女の人に、どんどん元気になってほしい。
自分なんて…とか、
もう歳だし…とか、
こんな無駄なことやっても…とか、
そういう否定的な言葉を愛でくるんで、
まるごと受け入れて、
「それでもわたしはこうしたいの、
こんなふうに生きたいの。」
そんな胸の奥にあるちいさな声を掬いあげてほしいのです。
男の人の真似をして、肩肘はらないで、鎧なんて脱いじゃって。
鎧の代わりに、やわらかなローブを風になびかせて。
うふふ、と優雅にほほえんで、
自由に裸足で世界に駆けて行ってほしい。
じぶんのことを愛していて、いつも楽しそうにご機嫌で笑っている女の人がそばにいたら、
周りにいる男の人や子どもたちは、勝手に幸せになるんじゃないかな。
かつての英雄や巨匠たちも、男の人だけで歴史を作ってきたのじゃないんですもの。
憧れの女性に振り向いてほしい、
あのひとのとびきりの笑顔をみたい、
そんな思いが、必ずあったはずです。
こんな大それたことを言えるほど、
わたしも、女性であることを存分に謳歌しているわけではないのですけれど、
わたしは女性にうまれて本当によかったし、
女性であることを満喫して生きたいと思うのです。
そしてそんな女の人がひとりでも増えたら、
それは確実に世界を明るくすると思うのですよね。
だから女性のみなさんが、
数字に弱くて難しいことができないこと、重たいものを持てないこと、すぐ疲れてしまうこと、感情的になって議論ができないこと、生理のときはおそろしく豹変してしまうこと…etc、うふふ。
それらもすべて、すべて、
愛すべきかわいい自分の特性だし、
そんな自分も大好きだし受け入れるわ、って思えたなら、
あなたの笑顔はそこらじゅうを明るく照らすし、
優しい指に触れるものやひとを元気にさせるし、
声をかけられた人はあたたかな気持ちになるし、
とにかく、これぞフリーエネルギーなんだなぁと、思うのです。
そう、わたしたちは、ありのままでいいのです。
野に咲くお花のように、それぞれのかたちで、それぞれの色で、それぞれの場所で、
うふふ、きゃっきゃ、と、笑いながら遊びながら咲いていましょうね、
そんなふうに、感じます。
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