10月14日
流れてゆく。
人も時も。
ひとつとして同じものはなく、とどまるものもない。
わたしの目の前を通りすぎてゆく。
わたしの透明なガラス玉のような瞳は、
くるくるとうつりかわる景色を映し出す。
色を変え、形を変え、
万華鏡のように展開する世界。
それに合わせてわたしの心も、
ふわふわと広がったり
硬く重力を増したり
さまざまな心もようをわたしに経験させる。
経験しに、ここに来ている。
わたしの前に現れるひとたち。
わたしの前に起こるものごと。
全部、わたしのために現れてくれて、起きてくれている。
それに対してじぶんがどんな反応をするのかが、
わたしがいちばん知りたいこと。
わたしはまだ、自分をよく知らない。
どんなことが好きで、これから何を好きになるのか
どんな人が好きで、これからどんな人と出会っていくのか
どんなところに誰と住んで、
周りを何で満たしてゆくのか。
何もまだ決まっていないし、何だっていいのだ、
この世に生きるって、なんてエキサイティングなんだろう。
そしていつだって、
わたしはわたしの味方なのだ。
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